
VOLVO(ボルボ)ブロックチェーンで「再利用コバルト」のサプライチェーン管理
中国の「中国浙江吉利控股集団(ジーリー・ホールディングス)」の傘下に属するスウェーデンの大手自動車メーカー「VOLVO(ボルボ)」が、ブロックチェーン技術を用いて生産情報などを追跡できるようにした"再利用コバルト"を用いた初の電気自動車(EV)を製造したことが明らかになりました。
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完全な透明性とトレーサビリティを実現
VOLVO(ボルボ)が新しく生産している電気自動車(EV)には、ブロックチェーン技術で追跡することができる"リサイクルコバルト"が使用されていると伝えられています。
コバルトは電気自動車のリチウムイオン電池に使用される主要なレアメタルであるため、電気自動車を製造している企業にとって重要な存在となっています。しかし、コバルトの生産量の大半を占めているコンゴ共和国には「児童労働」という重要な問題があるため、コバルトのサプライチェーンを追跡することは電気自動車メーカーでも取り組むべき重要な問題の一つとなっています。
ブロックチェーン技術を用いてコバルトの生産情報を追跡できるようにすれば、自社で使用しているコバルトが健全な環境で採掘されたものであることを証明することができます。
VOLVOは『ブロックチェーン技術を使用して2ヶ月間に渡って中国のリサイクル工場から浙江省の工場までコバルトを追跡した』と述べており、この技術を使用することによって完全な透明性とトレーサビリティを提供することができると説明しています。
同社は「Ford・IBM・LG Chem・浙江華陽コバルト」などの企業と協力しながら、サプライチェーン管理のためのプラットフォームやソリューションなどを提供している「RCS Global」によって監督されているブロックチェーンプロジェクトに参加しています。
自動車業界では、これまでにも複数の大手企業がブロックチェーンでコバルトの情報を追跡し始めたことを発表しており、Ford(フォード)やVolkswagen(フォルクスワーゲン)も同様の報告を行なっています。自動車メーカーはそれぞれが様々な分野でブロックチェーン技術を活用していますが、製品のサプライチェーン管理にブロックチェーン技術を用いることは徐々に一般的になってきています。
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