
Poloniex「本人確認(KYC)不要のアカウントレベル」を導入|凍結口座もロック解除へ
仮想通貨取引所「Poloniex(ポロニエックス)」は、本人確認手続き(KYC)を行うことなく1日あたり10,000ドル(約109万円)まで出金することができる新しい口座レベル「レベル1」を発表しました。同社は新しいアカウントレベル導入に伴い、凍結されていたアカウントのロック解除にも取り組んでいます。
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メールアドレス・パスワード登録だけで取引可能に
Poloniex(ポロニエックス)は、本人確認手続き(KYC)を行わなくても「メールアドレスの認証」と「パスワードの設定」のみを行うだけで登録手続きを完了し、入金と現物取引を行うことができる新しいアカウントレベル「レベル1」を導入しました。このレベルのユーザーは「1日あたり最大10,000ドル(約109万円)までの出金」を行うことができます。
仮想通貨規制が強化されていることによって、世界各国では「仮想通貨取引所での本人確認」を義務付ける動きが強まっているため、この動きに反する今回の新制度導入には大きな注目が集まっており、一部では議論が交わされています。
Poloniexはこの決定について「身元を明かさずにPoloniexを利用したい」というユーザーの声に応えるためのものだと説明しています。
メールアドレス及びパスワード登録を完了した「レベル1」のユーザーは、
・無制限の現物取引
・無制限の入金
・1日あたり1万ドルまでの出金
・API
・ステーキング報酬
・2段階認証(2FA)
・カードでのビットコイン購入
などを行うことができるようになっており、
・出金上限の引き上げ
・証拠金取引
・貸出
などの機能は利用できない仕組みとなっています。
凍結アカウントも「レベル1」へとアップグレード
Poloniexは今回の「"レベル1"アカウント導入」に伴い、これまで"本人確認を行なっていないこと"によって凍結されていたアカウントを復旧させ、「レベル1」アカウントにアップグレードさせているため、匿名取引を可能にすることによって取引所の活性化を図っていると予想されます。
元々、米国企業「Circle(サークル)社」の子会社であったポロニエックスは今年10月にサークル社から独立することを発表しており、その後は米国向けのサービスを終了すると発表していました。
本人確認なしでの仮想通貨取引は「様々な犯罪行為につながる可能性がある」として問題視されているため、レベル1アカウントの仕組みに関しても批判の声が出ていますが、匿名取引の需要が高いことも事実であるため、Poloniexの利用者数はさらに増加することになると予想されます。
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