
英取引所Coinfloor:イーサリアム「取り扱い終了」へ|上場廃止の理由とは?
イギリスの仮想通貨取引所「Coinfloor(コインフロア)」は、2020年1月3日からイーサリアム(Ethereum/ETH)の取り扱いを停止し、ビットコイン(Bitcoin/BTC)のみの取引に注力する方針を発表しました。
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英国No.1の「ビットコイン取引所」に向けて
Coinfloor(コインフロア)は、イギリスの金融庁に登録されている同国最古の仮想通貨取引所として知られています。同取引所はこれまで、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)を取り扱っており、
・BTC/GBP
・BTC/EUR
・ETH/EUR
の通貨ペアを提供していました。
今回の発表では、"英国ナンバーワンのビットコイン取引所"としての地位を強化するためにイーサリアムの取り扱いを停止し、ビットコインのみのサービスに注力していくと発表されています。
Coinfloorでは「ETHの入金・売買」が2020年1月3日から停止されるため、その後は「保管・出金」のみしか利用できなくなります。なお「保管・出金」に関してはこの日付以降は管理手数料が増加するとも説明されています。
イーサリアム上場廃止の理由は?
Coinfloorの創設者兼CEOであるObi Nwosu氏はイーサリアム上場廃止の理由として「ビットコインは2011年以降"成熟した実績のある仮想通貨"として成長してきているものの、ビットコイン以外の仮想通貨はBTCの実績・業界サポート・ブランド認知度には及ばない」と語っており、ビットコインにフォーカスしてサービスを提供することは理にかなっていると説明しています。
具体的には、2020年に予定されている「イーサリアム2.0への大型アップグレード」などに関連する大きな課題があることが指摘されており、「Cointelegraph」のインタビューでは『そもそもイーサリアム2.0への移行が必要な時点で、イーサリアムは"証明されていない"』と述べたと伝えられています。
しかしながらNwosu氏は公式発表の中で「地方分権化や検閲抵抗のニーズが十分に満たされている仮想通貨を特定するために、イーサリアムを含めたその他の仮想通貨を継続的に検討していく」とも語っているため、BTC以外の仮想通貨も将来的には上場する可能性があると考えられます。
「Coingecko」のデータによると、仮想通貨取引所ランキングにおける「Coinfloor」のランキングは記事執筆時点で99位にランク付けされており、過去24時間のETH/GBP取引高は約946万円とされています。
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