
医療保険大手「Anthem」ブロックチェーンで4,000万人のデータ管理
米国の大手医療保険会社「Anthem(アンセム)」が、個人の医療データを安全に保管・共有するためにブロックチェーン技術の活用を計画していることが「Forbes」の報道で明らかになりました。同社は現在この技術のテストを行なっており、今後3年間で4,000万人のデータをブロックチェーンで管理する予定だと伝えられています。
こちらから読む:情報共有などでブロックチェーン活用が進む「医療」関連ニュース
患者の医療データをブロックチェーン管理
米国で2番目に大きい医療保険会社である「Anthem(アンセム)」は、患者の医療データを安全に保管・管理・共有できるようにするためにブロックチェーン技術を用いたテストを行なっていると伝えられています。
このシステムには、
・Hyperledger Fabric(ハイパーレッジャー・ファブリック)
・Hyperledger Burrow(ハイパーレッジャー・バロー)
・Hyperledger Indy(ハイパーレッジャー・インディー)
のブロックチェーン技術が使用されており、現在は週平均30万件のトランザクションを処理しているとのことです。
現在進められているテストプログラムでは「サービス利用者が携帯電話でアプリを開き、QRコードをスキャンすることによって様々な医療提供者に自分の健康記録にアクセスすることを許可することができるようになっている」と説明されています。
これらのアクセス権は期限が設けられており、予約が完了するとすぐにアクセス権を取り消して医療記録を非公開にすることができるとのことです。また「サービス利用者は自身のデータを共有するかどうかを自分で選択することができる」とも説明されています。
今後2〜3年で「4,000万人」の会員に提供
現在テスト中の機能は約200人の従業員からなるテストグループで運用されており、2020年には特定の会員向けに段階的に提供され、2〜3年後には4,000万人の会員全員がこれらの機能を利用できるようになる予定だとされています。
AnthemのCEOであるGail Boudreaux(ガイル・ブードロー)氏は、先週ニューヨークで開催されたForbesの第8回年次ヘルスケアサミットで『ブロックチェーン技術は信用の問題を解決する機会を我々に与えてくれる。私たちは今、自分自身のデータを共有するかどうかを自分で決定することができる』と語っています。
ブロックチェーン技術を用いてデータを管理すれば、セキュリティを向上させることができるだけでなく、何らかの理由で一部のデータが消滅してしまった場合にも復元することができるようになるため、医療関連の重要なデータをより安全に管理することができるようになると期待されます。
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