
中国ベンツ:ブロックチェーン基盤の「中古車価格自動計算プラットフォーム」活用へ
中国でMercedes-Benz(メルセデス・ベンツ)の車両を販売している「北京メルセデスベンツセールスサービスカンパニー(BMBS)」は、ブロックチェーン技術をベースとした「車両残存価値管理プラットフォーム」を活用していると伝えられています。
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中古車市場の「信頼性向上」に期待
中国でMercedes-Benz(メルセデス・ベンツ)の車両販売やマーケティング、アフターセールス、ディーラーネットワークの拡大、中古車販売などを手がけている「北京メルセデスベンツセールスサービスカンパニー(BMBS)」は、プライバシー保護のコンピューティングを専門とする新興企業「PlatON」によって開発されたブロックチェーンプラットフォームを活用しています。
このプラットフォームは、車両データに基づいて中古車の価格を計算するためものとなっており、ブロックチェーン上に自動車の静的・動的データの両方を記録することによって、車両の残存価値を自動的に計算することができるようになっていると説明されています。
PlatONのプラットフォームはBMBS用に開発されたものではあるものの、メルセデスベンツや認定ディーラー、所有者、車両検査会社といった全ての関係者が利用できるようになっています。PlatONのプライバシー保護機能によって、機密データが公開されないようにする一方で、車両の価値を監視・監査できる機能を活用することによって「中古車市場の信頼性が向上する」と期待されています。
ブロックチェーン活用を進める「ベンツ」
このコラボレーションは中国の「ダイムラーイノベーションテクノロジー」が開始したイノベーションプラットフォームである「Startup Autobahn」にPlatONが参加した結果です。「Startup Autobahn」は100日間のアクセラレータプログラムの過程で技術的な指導と専門知識を提供し、PlatONなどのプロジェクトが自動車業界向けのソリューションを開発するのを支援しています。
Mercedes-Benz(メルセデス・ベンツ)や同社を所有するDaimler AG(ダイムラー)は、これまでにも積極的にブロックチェーン技術を取り入れており、過去には「サプライチェーン管理のためのプラットフォーム」や「自動車向けのハードウェアウォレット・ソリューション」なども発表されています。
車両情報をブロックチェーン上に記録するシステムが搭載されることによって、点検や整備などの作業もよりスムーズに行うことができるようになり、今回のように中古車の価値を判断する際にも役立てることができるため、業界全体に効率化をもたらすことができると期待されます。
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