
Astar Network(ASTR)総供給量の5%を処分する「大規模バーン」を提案
約50億円相当「3億5,000万ASTR」を焼却処分
日本発のブロックチェーンプロジェクトであるアスターネットワーク(Astar Network/ASTR)は2024年6月4日に、ASTR総供給量の5%に相当する3億5,000万ASTRをバーン(焼却処分)する提案を公表しました。
バーン(Burn)とは、特定の仮想通貨を二度と利用できないウォレットに送金して、供給量を減らす行為のことを指します。
仮想通貨のバーンが実行されて供給量が削減されると、その仮想通貨の希少価値が高まることになるため、通貨1枚あたりの価値が高まる(価格上昇につながる)可能性があると期待されています。
今回のバーン提案については、Astar Networkを率いる渡辺創太氏からも以下のように報告されており、バーン提案が実際に承認された場合には約50億円相当のASTRがバーンされる予定だと説明されています。
全体供給量の5%をバーンし1トークンあたりのValueを上げるプロポーザルを提出しました。提案が通れば約50億円相当をバーンされる予定です。当初Parachain Auctionにアロケされてたトークンです。ディスカッションはこちら?から。https://t.co/lhd0BMRZPc pic.twitter.com/4yWJE9W1aI
— 渡辺創太 @スターテイル•ラボ (@Sota_Web3) June 4, 2024
ASTRバーン提案の概要
今回のバーン提案は、ポルカドット(DOT)のアップグレードによってパラチェーンオークション用に割り当てられていたASTRが不要になったことを受けて出されたものとなっています(※パラチェーン=ポルカドットに接続する独立した個々のブロックチェーン)。
処分されるASTRはパラチェーンオークション用の準備金から用意されることになっており、バーンが実行されると総供給量が減り、ステーキング報酬が増えるため、ASTR保有者とステーカーに利益をもたらす可能性があると説明されています。
バーン提案の投票はこの提案の投稿から3週間後に開始される予定で、合意が得られた場合にはバーン作業が進められることになります。一方、合意が得られなかった場合は、代替案についての議論・投票が検討されることになります。
また、Astar FoundationはdAppステーキングを通じて生成されたASTR報酬をオンチェーントレジャリーに移すことも提案しています。
ASTRバーン提案の詳細と議論内容は「こちらのページ」で確認することができます。
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