
秋田犬保存会:ブロックチェーン活用した「デジタル血統書」を導入【世界初】
世界初「ブロックチェーン活用のデジタル血統書」を導入
秋田県大館市に本部を構える「秋田犬保存会」が、ブロックチェーン技術を活用した世界初の「デジタル血統書」を導入したことが明らかになりました。
秋田犬保存会は、国の天然記念物にも指定されている「秋田犬」の保護や繁殖などを目的とする公益社団法人であり、血統書の作成・展覧会の運営・会報の発刊などを行っています。
今回のデジタル血統書は「株式会社Meta Akita」や「Heirloom Inc.」との提携を通じて開発されたもので、2024年3月から導入がスタートしたと報告されています。
分散型IDや検証可能な資格情報を活用
このデジタル血統書は、分散型ID(DID)や検証可能なデジタル証明書(VC)を活用して発行されているもので、ブロックチェーン技術によって情報改竄ができないようになっている他、展覧会出陳や譲渡もよりスムーズに行うことができると説明されています。
秋田犬の飼い主には「デジタル血統書」と「管理アプリ」が提供されるため、ブロックチェーン上で「秋田犬保存会が確実に発行したデジタル血統書であること」を確認できる他、自分の意思でその情報を第三者に提示することもできるとのことです。
ブロックチェーン技術を活用することによって、正しいデータに基づいた血統書を管理できるようになるため、秋田犬種保存の大きな助けになると期待されています。
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デジタル血統書発行の流れと申請方法
秋田犬保存会の会員は2024年に限って無料でデジタル血統書を利用することができるとのことで、血統書発行までの流れと申請方法については以下のように報告されています。
【血統書発行までの流れ・利用方法】
- ユーザーが血統書の新規申請・情報更新時に本サービスの利用を申請
- 秋田犬保存会/メタ秋田がデジタル血統書を発行
- ユーザーがアプリをダウンロードし、アプリ上でデジタル血統書を受領
- デジタル血統書保有者の「生体認証」を介してデジタル血統書を第3者に提示可能
(画像:株式会社Meta Akita)
【デジタル血統書の申請方法】
申請用紙を利用する会員の場合
専用ページから申請用紙をダウンロードしてB4用紙で印刷し、必要項目を記入して秋田犬保存会へ郵送(郵送先住所:秋田犬保存会事務局 〒017-8691 秋田県大館市字三の丸13-1)
Googleフォームを利用する会員の場合
Google申請フォームに必要情報を入力して申請すると、登録したメールアドレスにデジタル血統書を取得するためのメールが届く。
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