
Apple共同創設者:仮想通貨詐欺動画に関する訴訟で「YouTube」に勝訴
ウォズニアック氏が最新の裁判で勝訴
Appleの共同創設者であるスティーブ・ウォズニアック氏が、自身の画像を不正利用した仮想通貨関連の詐欺動画がYouTube上で公開されていた件で「YouTube」に勝訴したことがBloombergの報道で明らかになりました。
YouTube上では数年前から著名人の画像を用いて「仮想通貨を送金すればその倍額を返金する」などと宣伝する詐欺行為が多発していたため、2020年にはウォズニアック氏を含む17名がYouTubeとGoogleを提訴していました。
ウォズニアック氏らは「YouTubeとGoogleは"詐欺動画を削除してほしい"という要求を無視し続けているだけでなく、ターゲット広告で詐欺動画を宣伝して広告収益を得ていた」と主張していました。
この訴訟では2021年6月に、サンタクララ郡上級裁判所が「YouTubeとGoogleはユーザーが投稿したコンテンツに対する責任を持たない」との判決を下してウォズニアック氏が敗訴したことが報告されていましたが、控訴裁判所の判決ではウォズニアック氏が勝訴したと報じられています。
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認証バッジ付与で詐欺に貢献した責任
最新の判決では「YouTube側は乗っ取られたYouTubeチャンネルに認証バッジを付与することによって、詐欺に貢献した責任がある」との判断が下されたとのことで、関連する法律でもYouTube側は保護されない可能性があると説明したと伝えられています。
今回の判決によって、ウォズニアック氏側は訴訟を継続することが認められたため、「ウォズニアック氏がビットコイン詐欺でYouTubeを訴える二度目のチャンスを得た」として注目が集まっています。
YouTube・Facebook・Xなどの主要サービスでは「著名人の画像を使用して仮想通貨関連の詐欺に誘導する」といった手法が多発していて、過去には「Google広告に仮想通貨関連の詐欺サイトが掲載されていた」ということも多数報告されています。
今回の判決はそのような詐欺の撲滅に向けた重要な一歩になると考えられますが、今後もしばらくはそのような詐欺行為が続けられることになると予想されるため、仮想通貨を扱う際にはそういった詐欺にも十分注意することが重要です。
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