
医療用大麻の栽培・流通管理で「Symbol」のブロックチェーン活用:サイアムレイワ×岐阜大学
医療用大麻の栽培などを行なっている「サイアムレイワインターナショナル」は2022年10月24日に、農業における産地偽装問題の解決に向けて「岐阜大学」と共にシンボル(Symbol/XYM)のブロックチェーン技術を活用した産官学共同研究を本格開始したことを発表しました。同社はSymbolのブロックチェーンを使用したトレーサビリティの実証実験を行うと報告されています。
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Symbol用いたトレーサビリティの実証実験
株式会社サイアムレイワインターナショナルは2022年10月24日に、東海国立大学機構岐阜大学・大学院医学系研究科准教授である手塚 健一氏と共に「ブロックチェーンを活用した産官学共同研究」を本格的に開始したことを発表しました。
具体的には、サイアムレイワインターナショナルの関連会社「サイアムレイワ(2020)株式会社」において、シンボル(Symbol/XYM)のブロックチェーン技術を用いたトレーサビリティの実証実験を実施するとのことで、この実証実験は"農業における産地偽装問題を解決すること"を目指したものだと説明されています。
タイに本社を構えるサイアムレイワは近年話題となっている"医療用大麻"の栽培を行なっているため、ブロックチェーンを用いて産地証明を行うことによって、タイで蔓延する大麻の違法栽培・違法販売・模造品・偽造品など、一般消費者の健康を損ないかねない悪質な業者や農家との差別化を図ることができると期待されています。
また『自社だけでなく、大麻業界にブロックチェーンを用いたトレーサビリティを活用する技術を啓発し、業界の健全化・スタンダード化を推進していく』とも説明されているため、一連の実証実験が成功すれば、大麻業界でブロックチェーンやSymbolの技術活用が拡大していく可能性があるとも期待されます。
「サイアムレイワインターナショナル」と「岐阜大学」の共同研究期間は"2022年度7月から1年間"となっているため、今後はその期間内にトレーサビリティ分野だけでなく、品質管理・品質証明の分野についても研究を行い、今話題の医療用大麻だけでなく、農業全般のスタンダードとなるよう進めていくと説明されています。
岐阜大学は以前から「NEM」や「Symbol」のブロックチェーン技術を活用した取り組みを行なっており、過去には歯髄細胞の流通管理などに向けプロジェクトでNEMのブロックチェーンを活用したことも報告されています。
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