
Ripple社「ブータン王国の中央銀行」と提携|デジタル通貨(CBDC)試験運用へ
Ripple(リップル)社は2021年9月22日に、ブータン王国の中央銀行である「Royal Monetary Authority(RMA)」と提携したことを発表しました。ブータン王国の中央銀行はRipple社の中央銀行デジタル通貨(CBDC)ソリューションを活用して、同国の中央銀行デジタル通貨にあたる"デジタル・ニュルタム"の試験運用を段階的に実施していくと報告されています。
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Ripple社の「CBDCソリューション」を活用
Ripple(リップル)は2021年9月22日に、ブータン王国の中央銀行である「Royal Monetary Authority(RMA)」と提携して、ブータン王国の中央銀行デジタル通貨(CBDC)にあたる"デジタル・ニュルタム"の試験運用を段階的に実施していくことを発表しました。
デジタル・ニュルタムの試験運用にはRipple社が提供する中央銀行デジタル通貨ソリューションが使用されるとのことで、ブータン王国は今回の取り組みを通じて「デジタル決済と国際送金を強化して金融包括の取り組みを拡大し、世界で唯一の温室効果ガス削減国としての持続可能性への取り組みを拡大すること」を目指しているとのことです、
Ripple社が提供する中央銀行デジタル通貨ソリューションは、仮想通貨XRPの基盤となっている分散型台帳「XRP Ledger(XRPL)」のプライベートバージョンを活用したものになっているとのことで、このソリューションを利用することによって中央銀行はパブリックブロックチェーンを使用した場合よりも、より細かく発行・管理・プライバシー・検証などを制御することができると説明されています。
また、このCBDCソリューションはパブリックバージョン「XRP Ledger」と同様の利点も備えているため、発行されたデジタル通貨を低コストかつ信頼性の高い方法でほぼ瞬時に送金することができ、プルーフオブワーク(PoW)系のブロックチェーンよりも120,000倍エネルギー効率が高いとも説明されています。
ブータン王国は以前から金融イノベーションのリーダーになることを目指して、安全かつ強固な決済システムの構築に取り組んでいましたが、Ripple社のCBDCソリューションを活用した迅速・簡単・手頃な送金手段の導入は「2023年までにブータンの金融包括を85%増加させる」という目標の達成に役立つと期待されています。
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