
MicroStrategy:ビットコイン追加購入に向け「4億ドル相当の社債発行」を計画
ビットコイン(BTC)を大量購入していることで知られるNASDAQ上場企業「MicroStrategy(マイクロストラテジー)」は2021年6月7日に、4億ドル(437億円)相当のシニア転換社債を発行して機関投資家から資金調達を行い、ビットコインの追加購入を行う計画を発表しました。
調達した資金で「BTCをさらに買い増し」
MicroStrategy(マイクロストラテジー)は2021年6月7日に、4億ドル(437億円)相当のシニア転換社債を発行して機関投資家から資金調達を行い、ビットコインの追加購入を行う計画を発表しました。
転換社債とは「一定の条件で株式に転換できる権利が付与された社債」のことであり、シニア債は「債券をリスク度合いで三つに分類した場合に最も低リスクな債券」のことを指しています。
マイクロストラテジーは「2028年に満期を迎えるシニア転換社債」を発行することを予定しており、これによって得られた資金を「ビットコインの追加購入」に使用する予定だと説明されています。
ビットコインに大規模な投資を続けている同社はこれまでにも数十億円規模のBTC購入を定期的に発表しており、今回の公式発表の中では『現時点で約92,079BTCを保有している』ということが報告されていますが、数百億円規模の大規模な投資が行われるのは2021年2月24日に行われた「1,000億円規模の追加投資」以来のことであるため、今回の発表には注目が集まっています。
なお、同社は今回の発表に合わせて、マイクロストラテジーが保有する92,079BTCを管理する新たな事業体「MacroStrategy LLC」や、転換社債に特化した事業体「MicroStrategy Services Corporation」を立ち上げたことも発表しています。
これまでの発表と同様に今回の発表も世界中の仮想通貨メディアなどで大きく取り上げられていますが、ここ最近では『マイクロストラテジーの資産は極端にビットコインに偏っているためリスクが高い』『表向きはソフトウェア企業だが、実質的にビットコインファンドになっている』といった指摘の声も出ており、同社の株価は過去24時間で3%、過去1ヶ月間で17.5%下落しています。
2021年5月10日〜2021年6月8日 MicroStrategy株の価格推移(画像:Google)
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