
ペイパル:独自のステーブルコイン「PayPal USD(PYUSD)」を発表
イーサリアム基盤で技術採用も用意
PayPal(ペイパル)は2023年8月7日に、独自の米ドル連動ステーブルコインとなる「PayPal USD(PYUSD)」を発表しました。
PayPal USD(PYUSD)は、通貨1枚の価格が1ドルになるように設計された米ドル連動ステーブルコインであり、発行元は「Paxos Trust Company」とされています。
このステーブルコインは、イーサリアムのブロックチェーン上で発行される「ERC-20トークン」の一種となっているため、既に広く普及している主流の仮想通貨ウォレットやWeb3アプリケーションでも利用することができるとされています。
PYUSDは、米ドル預金・短期米国債・同様の現金相当物に100%裏付けられているとのことで、対象となる米国の顧客は数週間以内に以下のようなことができるようになると説明されています。
- PayPalと互換性のある外部ウォレット間でPYUSDを転送
- PYUSDを使用して個人間の支払いを行う
- 清算時ににPYUSDを選択して支払う
- PayPalがサポートする暗号資産をPYUSDと相互変換
PayPalは「PYUSDは消費者・販売業者・開発者が法定通貨とデジタル通貨をシームレスに繋ぐために利用できるようになる」と述べており、PayPayが長年培ってきた経験とブロックチェーンの利点を組み合わせていることを説明しています。
ペイパルの社長兼CEOであるダン・シュルマン氏は、PayPal USD(PYUSD)のローンチについて次のように語っています。
デジタル通貨に移行するためには、デジタルネイティブでありながら、米ドルのような法定通貨と簡単に連携できる安定したツールが必要です。
責任あるイノベーション、コンプライアンスへの取り組み、そしてお客様に新しい体験をお届けしてきた実績は、PayPal USDを通じてデジタル決済の成長に貢献するために必要な基盤を提供します。
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