
Ripple社「CBDC・ステーブルコイン開発用のプラットフォーム」を発表
Ripple(リップル)は2023年5月18日に、中央銀行デジタル通貨(CBDC)やステーブルコインの発行・管理・取引などを行うことができるプラットフォーム「Ripple CBDC Platform」を立ち上げたことを発表しました。
「Ripple CBDC Platform」は、中央銀行・政府・金融機関が独自のCBDCやステーブルコインを発行するためのプラットフォームで、ユーザーはCBDCとステーブルコインを発行・管理・取引・償還することができると説明されています。
このプラットフォームは、CBDC発行を目的としてXRP Ledger(XRPL)をベースに開発された「Private Ledger」を強化したものを用いて構築されているとのことで、具体的な特徴としては以下のようなものが挙げられています。
- 中央銀行・通貨当局・商業銀行などの発行者は、自国通貨に基づくデジタル通貨の完全なライフサイクルを安全に管理し、デジタル通貨の発行・流通・償還・破棄までをXRP Ledgerに内蔵されたマルチ署名機能を活用して高いセキュリティレベルで実行できる。
- デジタル通貨を大量保有する金融機関は、機関間の決済・流通機能を管理できる。
- 一般のデジタル通貨利用者は、自分のデジタル通貨を安全に保管しつつ、他の決済・銀行アプリと同じようにオフラインで取引したり、商品やサービスの支払いに利用できる。
Ripple社はパラオ共和国と協力してステーブルコインの開発に取り組んでいますが、パラオ共和国のスランゲル・ウィップス・ジュニア大統領は今回の発表の中で『Ripple社との提携は、パラオ国民により広い金融アクセスを提供できるよう、金融イノベーションとテクノロジーをリードするという我々の取り組みの一環である』ともコメントしています。
また、Ripple社の中央銀行・CBDC担当責任者であるJames Wallis(ジェームズ・ウォリス)氏は「Ripple CBDC Platform」について次のようにコメントしています。
当社は既に複数の中央銀行と提携していますが、このプラットフォームはCBDC導入のための計画や技術戦略を策定している多くの中央銀行や政府の問題解決に役立つと信じています。
このプラットフォームの革新的な機能は、国内および国境を越えた支払いの即時決済を可能にし、リスクを軽減し、デジタル通貨を迅速に送受信してユーザー体験を向上させます。
Ripple社は今年4月に、暗号資産・仮想通貨の流動性確保に役立つ企業向けサービス「Ripple Liquidity Hub」の提供を開始したことも発表しています。
(Ripple発表)
LiquidityHubの詳細はこちら
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